10月17・18日(火・水)京都府京都市「総本山仁和寺」にて、藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する第36期竜王戦七番勝負第2局の二日目が終わりました。藤井聡太竜王、伊藤匠七段お疲れ様でした。
伊藤匠七段が封じた60手目、△3七歩成から対局が再開しました。藤井聡太竜王はすぐに▲3七同金と応じ、伊藤匠七段が1時間34分の長考。
封じ手から3手進んだ63手目、両者の消費時間に大きく差が出てきました。持ち時間8時間のうち、消費時間は▲藤井聡太竜王3時間59分、△伊藤匠七段5時間19分。伊藤匠七段は長考の末、△3三歩と指しました。【日本将棋連盟ライブ中継】ではこの一手を「苦しさの表れ」と表現していました。
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中盤からリードを広げた藤井聡太竜王。結果は、107手で先手の藤井聡太竜王が勝利となりました。
藤井聡太竜王は、あと2勝で竜王タイトル防衛です。
第3局以降の対局スケジュール
- 第3局 10月25・26日(水・木)福岡県北九州市「旧安川邸」
- 第4局 11月10・11日(金・土)北海道小樽市「銀鱗荘」
- 第5局 11月27・28日(月・火)香川県仲多度郡「ことひら温泉 琴参閣」
- 第6局 12月6・7日(水・木)秋田県大仙市「旧本郷家住宅」
- 第7局 12月13・14日(水・木)山梨県甲府市「常磐ホテル」
若手トップ棋士である藤井聡太竜王と伊藤匠七段が作り上げる対局は内容が難しく、正直わたし自身の棋力上達に直結することはないですが(参考にできないくらいレベルがかけ離れている)、お二人の一手一手にワクワク感や勇気を貰っています。特に今回はわたしが好きな角換わりの将棋だったので、勉強のモチベーションが上がりました。次回の対局も見逃せません。また、第1局~第5局のうち、応援している奨励会員お二人が記録係を務めるので、こちらも個人的に楽しみです。